『新感染 ファイナル・エクスプレス』 マ・ドンソク主演最新作 孤独な男が「絆」のために頂点を目指す! 50センチの上腕筋パワーが放つ腕相撲アクション・ドラマ! 監督・脚本:キム・ヨンワン 出演:マ・ドンソク(『新感染 ファイナル・エクスプレス』、『犯罪都市』) クォン・ユル(『バトル・オーシャン 海上決戦』、『殺戮にいたる山岳』) ハン・イェリ(『殺戮にいたる山岳』、『ハナ 奇跡の46日間』) 2018年/韓国/韓国語・英語/カラー/108分/原題:챔피언/Champion 配給:彩プロ 宣伝:フリーマン・オフィス ©2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
共演は、『バトル・オーシャン 海上決戦』のクォン・ユル、『ハナ 奇跡の46日間』のハン・イェリ、そして子役として多くのTVドラマに出演のチェ・スンフン。監督は「私たち別れました」の新鋭キム・ヨンワンが手掛けている。
キム・ヨワン監督は、「この映画は、マ・ドンソクがアームレスリングをしたら面白いだろう、というシンプルなアイデアからスタートしました。」と語る一方で、「脚本を執筆中に考えていたことは養子に出された人たちやシングルマザーのことです。社会からの厚い偏見に直面しなければならない人たちについてのストーリーを書くということはとても意義があるとことだと思っていました。」という理由で、様々な社会的地位に置かれている多様なキャラクターのいる映画を作った。かつて世界レベルのアームレスリング選手だったマークは、チャンピオンになることを夢見ている。そこに加わる自称業界最高のスポーツエージェントのジンギ。そしてマークが新しく見つけた家族スジンと彼女の子供たち。一人一人が自分自身の夢を追う、そんな心温まるストーリーとエネルギッシュなアームレスリングのシーンが合わさった感動の物語が誕生した。ジンギは、サラ金とスポーツ賭博を運営しているユ・チャンス社長に近づき、マークを売り込んで儲け話をするが、チャンス社長の条件はマークが八百長できるかどうかだった。ジンギは「できる」と答えて、マークにはチャンス社長がスポンサーということを説明してうまく丸め込もうと考える。
マークは再び実母の家に行き、家から出て来たスジンをつけると、南大門の商業ビルのある一角に入るところを見かける。そこは、スジンが経営している衣料店であった。一方、ビルの中でマークたちがどこかに行くのを見かけたスジンは、チャンス社長の賭場で腕相撲をするマークの姿を見つける。マークもまたスジンの姿に気がつく。ジンギはマークに1回目は勝って、2回目に負けるように話すが、それを無視してマークは勝ってしまい、チャンス社長は大損をしてしまう。怒ったチャンス社長は部下を使ってジンギを袋叩きにしようとするが、マークが大暴れしてジンギを助けるものの、警察に捕まってしまう。国籍の問題もあって大使館に通報されるところだったが、スジンがマークと実母が一緒に映った写真を持って現れ、彼の妹である事を明かし、身元保証人になったことでマークは釈放される。
マークはスジンと子供たちと生活を始める。最初はお互いにぎこちない態度を取っていたが、子供たちと次第に距離が縮まり、仲良くなっていくのだった。一方、ジンギは放送局に勤める大学の先輩に頼み、マーク売り出しのために、賞金の出る腕相撲大会で韓国1位のコンボ選手と対戦させ、マークが勝利する姿を取材させる。その姿がテレビで放送されて、マークは一躍注目の的となる。そんな中、スジンはマークに自分と実母の本当の関係を話し、亡くなるまでマークのことを気にかけていたことを伝えるのだった。ついに大会が始まり、マークは予選から順調に試合に勝って行くが、腕にしびれを訴える。大会にはチャンス社長が送り出した刑務所帰りの元チャンピオンのパンチも勝ち続けていく。ジンギはチャンス社長から再びマークが負ける話を持ちかけられ断ろうとするが、ジンギの父親の借金の件を持ち出されて受けてしまう。
ジンギはマークに試合に降りることを提案するが、マークはこの大会こそ、自分の証明と子供たちに勝利を約束していることを理由に断る。お互いの気持ちがすれ違う中、決勝ラウンドが始まった…。